映画「パプリカ」を観直してみた!

おはこんばんわ!

そろそろ夏の暑さが増してくる今日この頃。学生の皆さんは夏休みに入ったかな?

長期休暇が羨ましく、懐かしいですね。いいなぁ(笑)

 

さて、今回は映画の「パプリカ」を久々に観直してみました。

これも有名な作品で、観た事がある人は沢山いるだろうなw

2006年公開、監督は今敏さん。46歳という若さでこの世を去った今監督の遺作でマッドハウス制作です。夢が現実を凌駕し、それを救うという話です。

今監督の作品は大好きで、初期の頃から良く観ていました。その中でも一番好きな作品は「千年女優」ですが、「パプリカ」での発想は素晴らしいですね!これも好きです。もう新作が観られないのは大変残念に思います。

ただ私は声優の林原めぐみさんの声があまり好きではなくて…(苦笑)

とても素敵な声優さんである事は分かっているのですが…。ごめんなさい。彼女の声優としての演技や、技術は誰も真似出来る事ではないと、そのお仕事ぶりは大変尊敬しています!

 

他人の夢に侵入し、トラウマであったり精神の病に侵された方の治療を目的としたテーマの映画は数多くありますが、「パプリカ」はまた発想が面白い。

通常、夢というのは眠ってから見るものですよね。だから他の映画では必ず眠ってから夢へ侵入するという設定が多いかと思います。ですが、この映画では覚醒したまま夢への侵入を果たせるというマシンが発明され、未完成ではありますが使用されています。

 

覚醒したまま他人の夢へ入れるとなると、それっていつしか現実と夢の境目が曖昧になってしまいますよね。大丈夫なの?

 

とまぁ、心配した通り。映画の中では夢が現実へと侵略して来てしまい、現実世界が多大な被害を被るわけです。そもそも夢とは誰かが観るものですよね。だからまぁ犯人が現実の世界へ夢を連れて来て、世界を支配しようとするのです。

 

奇想天外!初めて観た時は映画の半ば辺りから大混乱でした(笑)え?え?どうなってんの?!という具合w

 

作中ではヒロインが夢の中で動く為のアバターのような存在を作っています。これがパプリカという女性です。現実のヒロインとは性格が真逆で、とってもキュート。言うなれば小悪魔です。ヒロインとパプリカ、まるで二重人格のような別の存在であるような作り方をしていました。

それが最後、彼女は夢と現実を合わせ、二人から一人へ生まれ変わり赤ん坊から、悪夢となった犯人を食べ、成長して行きます。

 

この設定も凄く面白い!!生まれ変わったヒロイン!赤ちゃんから大人へ!凄いですよ!まるで夢を喰うバクのようですよね。

 

そうして彼女は悪夢をすべて食べきり現実世界は覚醒する。

初め観た時は何だか良く分からないけど、面白かった!!という感想でしたが、観直してみたら新たな発見が!!

映画って奥が深いですよね。皆さんも一度観た映画をもう一度観直してみたら、きっとまた違う感想や発見をするかもしれませんよ!